グルメの嘘!

覆面レストラン評論家であります友里 征耶(ともさと ゆうや)さんが先頃、新しい本を出版されました。

新潮新書です。あっという間に第3刷までは行ったみたいですから、結構な売れ行きではないでしょうか。

友里さんのことは、以前にも何度かブログで書かせていただきました。

氏とは近日中に食事に行くお約束をいただいておりますので、そのことはまた後日ご報告させていただきます。

私は書評をする能力ありませんし、立場でもないのですが、なかなか面白く読ませていただきました。

レストラン名や個人名などは一切出てこないのですが、ちょっとお詳しい方でしたら、全てどこのお店か、誰のことなのか察しはつくと思います。

友里さんは確かに辛口、表現もストレートでキツイ言い回しに聞こえることもありますが、レストランでお金を支払う側からすれば納得、真っ当と思えることが多々あります。

私は今のグルメジャーナリズム?があまりに一般顧客目線ではない(多くの記事の通りに、お店を訪問すれば簡単に証明、理解できます。)ということに危惧している一人でありますので、概ね賛同できる内容でした。

ジャーナリズムと供し手側(販売者/経営者)の行き過ぎた「なれ合い」は、当事者だけでなく、受け手(客)をも含めて、その文化を堕落、破壊させてしまうことは歴史が証明しております。

要するに、一般大衆の利益にならないだけでなく、利益を損なう危険性があるのですね。

その思いがヒシヒシと伝わってまいります。

一方で、ある信頼できるシェフからは「官能評価、嗜好の部分以外のところ(料理に関する事実)で、誤解も多少あるかもしれません」と聞いたこともあります。

確かに友里さんはプロの料理人ではありませんので(といっても、下手なプロより事情をよく知っている可能性は高いと思います。)、プロの料理人の方からすれば「本当はこういうことなんだけどなあ」ということも、場合によってはあるでしょう。

しかし、それを差し引いても、今は正直にもの申すひとが必要なほど、日本は「食べること」に関し危機的状況であると思います。

日本の食がここまで壊れてしまった原因は、業界だけの責任ではなく歴史的背景や行政的なしくみなども無関係とは思えません。この辺は少し複雑で、長くなりそうですので、機会がありましたらお話させていただきたいと思います。

問題は商売をする側お金を払い自分の体内に食べ物を取り込むユーザー側も、そのことを知らないでやっているとしたなら、、、それは、ちょっと恐ろしいですね。

「そんな贅沢なもの、食べもののことなんて一部の人のことで、私は興味ない」と思われる方はたくさんいらっしゃると思いますが、そうではないんです。

人間、食べないと生きられないですね。毎日、何かを食べます。生きることの、基本です。

そこには、供し手側はいうに及ばず、食べ手側にも、その人の色々なものの考え方や、思いが自然と現れるものです。

贅沢で、高価な食材、いわゆるグルメ食=よい食事 とは限りません。

私が申しあげたいのは、ハレの日の特別な高価な食事の以前に、日常のごくありふれた食事のことです。

ほんの少し、工夫をしていただく、丁寧にしていただく、そんな日常に本当の「豊かさ」は隠れていると思います。

素晴らしい印象的なコーヒーにそんな思いを込めていきたいと思っています。

グルメの嘘 友里 征耶 著 新潮新書
*アマゾンの書評にも面白いものがたくさんついてます。

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