4月1日より、一部価格改訂させていただきます
コーヒーの価格につきまして、お願いとご報告がございます。
昨年の1月以降、一部生産国での生豆価格がそれ以前のおおよそ1.5倍を超えるようになってきました。(ご参考:前回の価格改定は2022年12月でした。)
干ばつ等が改善すれば価格が戻るようなこともいわれていたため努力をしてきたのですが、一向にその気配がなく、限界を越えました。
色々な要因が言われていますが、今回のこの高騰は複合的な要因であると思います。
一つは為替の問題。コーヒー生豆はドル建て100%輸入品のために、逃げ道がありません。収穫できる生産国は限られており、かつ構成部品があるわけではありませんので、この部分は国内で生産して、この部分はA国で生産してという工夫、融通ができません。輸送コストも安かった時代の約3倍程度と高止まりしています。
さらに気候変動の問題もありますが、現時点で価格にここまで大きな影響を及ぼしているかどうかははっきりわかっていません。
私が一番大きいだろうと感じているのは、新興国の買いの強さです。
日本もがんばって購入しているのですが、昨今、アジア諸国をはじめ、石油産出国など、あらたな購買勢力の隆盛があります。
コーヒー生豆は国際取引商品ですので、当然ですが単独で価格を決めることはできず、世界的な取引相場に左右されます。
デフレを30年以上継続してしまった日本は、こういった国際取引の場面での購買パワーは相対的に弱くなる傾向があり、良質なものを適正価格で仕入れようとすると、買い負ける可能性が出てきています。
昨年の年初からの某生産国の急激な価格高騰はこれまで見たことがない上がり幅でかつその急激さに驚愕したのですが、あまりの高騰ぶりに業界関係者と顔を合わせるたびに、話題になるのはやはり素材価格の話です。
そのような背景から、誠に心苦しい限りですが、すでに継続のための適正な利益確保が全く難しくなっていることから、まず「旬のブレンド」、「キュヴェ」、「コーヒーバッグ」、「エキストラクト」、コーヒー豆ご利用の方向けテイクアウトお飲み物の価格を4/1より改訂させていただきます。
品質を下げることにより価格を維持する方法もあるのかもしれませんが、弊店がそういった方法を採ることはございません。
品質を維持し、できることならさらに向上させることを目指し、適正価格をできる限り維持してまいる所存ですので、ご理解いただければ幸いです。
尚、シングルオリジンに関しましては、これまで通り、仕入れ原価をみながら都度改訂を行ってまいります。
なにとぞよろしくお願い申しあげます。







