ホンジュラススペシャルティコーヒー生産者訪問(前半)①
今回の出張中はご不便をおかけいたしました。
出来る限り、色々な方法ででかけることを知っていただこうとしているのですが、やはり全ての皆様に周知できることはできず、臨時休業中にご来店いただきましたお客様もいらっしゃいました。
大変恐れ入ります。
さて、今回はカップ・オブ・エクセレンス ホンジュラス 国際品評会を挟んで、前半、後半にスケジュールをくっつけてそれぞれスペシャルティコーヒーの生産者を訪問しました。
前半は、昨年のカップ・オブエクセレンスで1位を獲得し、史上最高値で落札されたエル・プエンテ農園、そして、サンタバルバラの農園をいくつか集中的に訪問しました。
まずは成田からヒューストンへ向かいます。
いつもは往路か復路いづれかが宿泊必要となるのですが、今回は往復ともに一泊づつヒューストンに泊まります。
しかも行きは朝はやいうちに到着するために、なんとか時間を過ごさなければなりません。
取り急ぎ、ホテルに併設されているレストランでサンドウィッチ、ビールなどと。
そして、ヒューストン自然科学博物館を見学に行きました。
ヒューストンといえばNASAが有名ですが、行かれた方の話では町中からかなり遠いそうで、今回は断念しました。その分を夕食に回します。
恐竜の骨格標本など。
時差の関係で、博物館で眠気を催し、ベンチでしばらくウトウトしました。
そして夕食です。
ここはテキサスですから、やはりステーキということになり、どうせ食べるならおいしいステーキをということで、Papa Bros. というお店を選んでみました。
空港の中にもこちらの系列のシーフードのお店がある(美味しいです)のと、ワインリストの凄さに驚き、間違いないと踏んだのでした。
基本的には熟成させた頃合いの各部位を選び、炭火で焼いて提供してくれます。
ヒレとTボーンに似たポーターハウスステーキを注文したのですが、ポーターハウスは約800gのワンサイズという潔さ。
日本の和牛の世界もありですが、やはり赤身主体のアメリカンステーキも非常に美味しい。
牛を食べる歴史を考えればわかりますが、欧州を源流としたアングロサクソンの牛肉の歴史は和牛と比較しようもないほど長いわけでして、そういう意味でも深いものを感じました。
スパークリング、シャンパーニュ、グラスワインなどを飲んで、まだ少し物足りない感がありましたので、ソムリエ氏を呼んでもらいました。
先に申しましたように、こちらのワインリストは尋常ではないものでしたので、そういうお店では予算とおおよその好みを伝えて、あとはソムリエ氏におまかせしてしまうので一番です。
ワインのコンディションやメニューとの相性など、今ある在庫のワインを選ぶ際にソムリエ以上に知っている客などいないのですから。
で、その通り、ドンピシャかつ価格からすればお買い得なものがきちんと出てきました。
価格相応以上のものを提供するというのは、お店にとってとても重要ですね。
デザートまで食べて、大満足お店を後にしました。
さて、翌朝ホンジュラスへ向かいました。
ホンジュラス サンペドロスーラ国際空港に降り立つと、エル・プエンテ農園のマリサベルご夫妻が迎えにきてくれていました。
日本から別便できたKさんとも合流。
マルカラを目指します。
この日は、スケジュール上、ホテルにチェックインして、夕食をとって終わりです。
ディナーは、マリサベルさんのご友人宅に招いていただきました。
こちらでは、普通のご家庭で炭を使うことが多いですね。
素材も変に加工されていないので、美味しいです。
ロウソク(停電している訳ではありません)の薄暗いとても良い雰囲気の中、贅沢な時間を過ごさせていただきました。
うまく写真は撮れなかったのですが、庭にはたくさんホタルがいました。(日本のホタルとは光り方が異なります。)
なんだか出発から食べてばかりですが、明日より農園を回ります。