スペシャルティコーヒーの生産国へ ② エルサルバドル編
昨日に引き続き、今日も朝一番からカッピングです。
異なるドライミルに伺い、カッピングをさせていただきました。
昨日のサンプルも良かったですが、今日もかなり良いものを集めていただきました。香りを嗅ぎ、実際に口に含んでみますと、選りすぐりのものであることが伺いしれます。
40を超えるサンプルをやらせていただきましたが、いずれもかなりいい。
生産処理の方法もフリイウオッシュだけでなく様々な手法のものがあったり、そのため、味に個性があるものが多かったと思います。
もちろん、クリーンカップやマウスフィール、甘さなどどれもかなり高得点のものであります。
ただし、後で分かることですが、多くは非常にロットが少ない稀少ロットのカッピングでありました。
私が欲しいと思いましたものの中には1ロット、1バッグ(30kg)しかないものもありました。
さて、スペシャルティコーヒーとは対照的なものとなりますが、以下もコーヒーチェリーです。
全く熟していない、おそらく熟度を揃えるためにソーティングした際に集められた未完熟のチェリーと思われます。
スペシャルティコーヒーが作られる一方で、こういったコーヒーも流通しているということです。
赤く熟しておりませんので、品質的にはよくないことは明らかです。
ですが、世界は広くて、こういったコーヒーを飲んでおられる方もいるということですね。自家消費、国内消費にまわるのでしょうか。
つくづくコーヒーには色々なもの、縮図が詰まっていると思います。
こちらのミルでも人間の目による選別が行われておりました。
スペシャルティコーヒーの場合、ここまでくるのに何重ものチェックを受けて選別されているのですが、それでもなお最終的には人の目が頼りです。
運ぶのも短距離なら、多くの場合人力です。
ドライミルでにおカッピングを終え、農園の近くまで移動して、まずはランチタイムです。
中米はやはり肉がメインです。海にかなり近いところまで来ますとシーフードもあるようですが、魚は湖で獲れるティラピアなどの淡水魚が多いですね。
午後からは、農園を回ります。