商品詳細
*正規輸入品は製品固有オリジナルのシリアルNo.を正規品ユーザー専用サイトにユーザー登録していただくしくみになりました。(弊店はCOMANDANTE正規販売店ですので、並行品の取扱いは一切いたしません。)
待望のコマンダンテのハイエンドモデル、C60 BARACUDA(バラクーダ)が少量ですが、入荷しました。
C60はこれまでのコマンダンテ 以上にハンドクラフテッドであり、困難な製造に果敢にチャレンジしてたどり着いたマスプロダクトとアート作品の中間に位置するような夢のある製品です。
みなさんのキッチンやリビングにCOMANDANTEが置かれることにより、大切な1日のしめくくり、スタートの朝、オンタイムのリフレッシュがより豊かなものになるでしょう。
積み上げてきた目に見えないコマンダンテ 独自のテクニカルスタンダードこそが製品にこめられたノウハウであり財産です。
以下にご説明させていただきます。
外装色仕様は高品位・高耐久の粉体塗装を施したプレミアムコーティングモデル ノーティラス ブルー(C60 専用色)になります。*色味は個人差がありますが、全体の印象はブラックに近く、深い青、深い緑をミックスしたようなハイパフォーマンスモデルを予感させる渋いマットカラーです。
C60 Baracudaは、スタンダードモデル C40のコンセプトをベースとしており、商品詳細の共通部分がC40の「考え方」(各部仕様は異なる部分が多い)を踏襲していることから、まずはC40のページをご高覧いただきまして、ここではC60 BARACUDAがC40とどこが違うのか、どんなメリット、デメリットがあるのかをご説明いたします。
メリット:
・同量の豆なら少ない回転数(短い時間)で挽けるため、さらに微粉が少なく挽ける
→ クリーンカップ(味わいの透明度)が向上することにより、スペシャルティコーヒーの魅力的なフレーバーがより明確に感じられる可能性がある。
・同量の豆を挽く場合、約半分の時間で完了(例:15g 30秒〜40秒程度 → 15秒程度 *回す速度による)
・本体に一度に入る豆の量が若干多い(豆にもよりますが、50g前後。内部構造設計の違いから、C40比 約5g程度多く入る)
デメリット:
・C60 BARACUDA専用内部構造のため、重量が重い 約1kg(しかし、外観寸法、形状、大きさはC40とほとんど同じ。C40は仕様によって異なり、600g台)
・価格が高い
・豆を抱き込む量が増えるため、粒度設定によっては挽き心地が若干重くなる可能性がある。(これについてはC40比で約30%長いハンドル、C40ではオプションのBlack Crank “Big Joe”を標準装備とすることで対策している)
C40とC60の仕様差で一番肝なのはやはりブレードの大径化でしょう。
そうお話しますと、C40のボディにブレードを大型のものに入れ替えただけのモデルなのかと思われるかもしれませんが、もちろんそうではありません。
C60の開発コンセプトはC40と同一と申しましたが、その中身は「別物」と申しあげていいと思います。
結果的にというのは、ブレードを大径化しただけでは不十分であり(ブレードにかかるモーメント量が異なるために、C40の構造のままでは、100%性能、耐久性を発揮させることはできない)、それに見合った構造の見直しが必要だったということです。
そのため、外観上は一見同じデザインに見える筐体デザインですが、構造そのものに多く手が加えられており、共通する部品はあまりありません。
ブレードは当然ですが、同じに見える一体成形された筒状ボディの板厚すら異なりますし、内部フレームの材質、構造、形状も異なります。
粒度調整機構も見直され、ネジピッチはC40ノーマルとオプションのレッドクリックスの中間に位置し、GOLD CLIXと呼ばれていますが、ダイヤルは樹脂ではなく、真鍮の削り出しとなります。
このダイヤルはマイナーチェンジされており、C60初期モデルのものとは形状が異なります。
(1クリックあたりの調整幅はC40ノーマル<C60 BARACUDA<C40 オプション RED CLIX装着の順により細かく設定できます。C60 BARACUDA はC40ノーマルの約1.4倍細かく調整できます)
大径化されたブレードの素材はコマンダンテ 独自のNITRO REX®と呼ばれる味に影響が出ない(金属イオンが溶出しない)不活性な特性を持つ特殊で頑強な刃物用ステンレス鋼ですが、C60でブレードが大型化されたことで、金属加工で非常に重要な熱処理の難易度は飛躍的に上がったことが想像できます。
一般に金属に熱処理(金属材料工学の要ともいえる重要工程)をかけると素材のサイズの大きさが大きいほど熱応力も大きくなり、歪み量もそれに応じて増える傾向にあるからです。
多くの場合、金属は外観上は色くらいしか違いが分かりませんが、実際にはその中身、組成こそが重要であり、歯のプロファイルだけを真似ても意味がありません。歯形はトレース(リバース・エンジニアリング)すれば簡単に作れますが、素材や材料組成ノウハウは難しいでしょう。
また、これらの性能をNITRO REX®素材そのものが持っており、鋳造金型の長寿命化、摺動箇所の保護などでよく使用される窒化チタン処理などの表面コーティングを行うことなく実現していることも重要です。
さらにユニボディ化された筐体もほとんどプロトタイプを一品生産する際の手法であり、大変な手間の増える工程で、C40にも増して製造数は限られてくることが予想されます。
総じてC40との外観上の差はわずかながら、大径化されたブレードのパフォーマンスを第一に考え、見えない部分の多くを入念な再設計を施し、相当のコスト・手間が加えられているという感じです。
これらは、パフォーマンスを出すためには妥協せず、にわかにはユーザー訴求しにくい見えないところにこそしっかり手間とコストをかける同じドイツ製品のライカやポルシェ、イコンなどに通じるところがあるでしょうか。
C60 BARACUDAがコマンダンテのハイエンドモデルであることは事実ですが、C40がC60と比較し劣るということでは全くなく、C40のブレード径であれば現状の仕様で十二分に適切であり、製品としての性能や地位が揺らぐわけではありません。
C60のトピック:
・コマンダンテ 独自ステンレス系刃物鋼 NITRO REX®による大径ブレード Nitro Blade®
・ロングハンドル Brack Crank ”Big Joe” 標準装備
・粒度調整機構 Gold Clicks 標準装備(1クリックあたりの粒度調整幅の最適化を含む)
・C60 専用ボディ、専用内部構造、一体成形スチールフレーム
・外形寸法はC40とほぼ同一(重量約1kg)
C60 BARACUDA はさしづめ究極を求めたモンスター・ハンドグラインダーであると言えるでしょう。
ご興味をお持ちの方、お好きな方にとっては価格面を考慮しても、全く後悔のない仕上がりの製品だと思います。
本気で望まれる方はお急ぎください。
ただ一つ残念がことがあります。こういった夢のある製品が日本から生まれづらくなっていることです。いつの間にかスマートフォンも家電も多くは海外製品になってしまいました。
コマンダンテ のルーツはドイツの地方にあった小さなコーヒーロースターです。
ハイエンドコーヒーグラインダーの世界に日本製のものが生まれる日がいつか来るのでしょうか。
*製品改善のため、予告なく仕様変更がされる場合があります。
*コマンダンテ のブレード(特に内歯 底辺部の端面)は非常に鋭利です。粒度調整、取り外しの際には付属の手袋を必ず使用し、細心の注意を払ってください。思わぬ怪我をする恐れがあります。
*コマンダンテは十分な筐体剛性を確保するために重量があります。落下させた場合、ボディに傷がついたり凹んだりする場合がございますので、取り扱いには十分ご注意ください。
*コマンダンテ に関して:輸入代理店の正規品ユーザー登録と合わせて、弊店独自のコマンダンテ ユーザー様の顧客管理をさせていただいており、弊店でご購入された方以外への部品供給、扱い方、ご購入後の商品説明などアフターサービスをお受けすることをお断りしております。国内導入以来10年以上の販売期間の間、限られたリソースの中、それなりに増えてきました弊店ユーザー様に対するサービスを優先をさせていただくための施策です。ご自身のコマンダンテ に関しますことは、原則としてお買い上げいただいた店舗様へお尋ねいただきますようお願い申しあげます。どうぞあらかじめご了承ください。

















