スペシャルティコーヒー素材買付の旅 コロンビア編 ①
さて、少し間が空いてしまいましたが、ブラジルに続いてコロンビアでのコーヒー生豆の買付の様子です。
ブラジル サルヴァドールのホテルを早朝に出発、まずは飛行機で約2000kmほどあるサンパウロまで戻り、さらにそこから約4200km飛びコロンビアの首都ボゴタに入りました。
写真はブラジル サルヴァドールの大西洋の朝焼け。
そしてボゴタに到着。ブラジルは早朝に出発したのに、もう暗くなってます。
ボゴタ市内の標高は2400mくらいあり、気圧が低いのでビールを普通に注ぐと泡だらけになってしまいます。
この日は夕食をホテルで食べ、明朝ボゴタからピタリートというウィラ県にある小さな街に飛びます。
コロンビアと言いますと麻薬犯罪などの拠点として治安が大変悪い印象がありますが、最近は随分と改善されてきているようです。
ボゴタからピタリートへの飛行機はもちろん小型プロペラ機。
SATENAといって、コロンビア空軍が経営している航空会社のようです。
ピタリートの空港ですが、一応管制塔らしきものがありますね。
いわゆる日本の空港とはかなり異なる感じ。
エクスポーターの出迎えを受けて、ホテルへ行きます。
その後、昼食へ連れて行っていただきました。
ピタリートの街の風景。
中南米での食事は、やはり「肉!」ですね。
郷に入れば、郷に従えということわざの通り、地元の名物の肉が食べてみたいとリクエストしました。
色々説明してくれるのですが、何の肉なのかわからない。スマホで「これだよ」とコロンビアの方が教えてくれたのは、なんとこれ。
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*画像はWikipediaより転載
カピバラです!
日本人にとっては、ネズミの大親分みたいにしか思えない動物です。
世界最大のげっ歯類。
少し硬い感じがしましたが、美味しく食べられました。
こちらの肉は牛でも、豚でも、鳥でも、日本の肉のように脂が多くありません。歯ごたえがあり、肉本来の味がするような感じです。
料理方法は、牛などの場合、大きな塊(おそらく5kg以上はある)で焼き、熱源は大量の薪で、一気に焼き上げます。
写真を撮っていたところ、「ファイアー!!」とばかりサービスしてくれました。お前もやってみるかとジェスチャーされましたが、遠慮しておきました。
日本人はシャイなんです。いえ、カピバラを上手く焼く自信がありませんでした。
生きているカピバラは見かけませんでしたが、壁に大きな絵が書いてありました。
次回はいよいよコロンビア ピタリートの農園を訪れます。
スペシャルティコーヒー素材買付の旅 コロンビア編②へ続く