アメリカ ロースター巡り シカゴ編
2007年、アメリカ シカゴ、ボストンを中心にお世話になった友人とロースターを視察しました。
開業にあたり、当時のアメリカでのスペシャルティコーヒービジネスの前線をみてみたかったのです。今はまた少し状況に変化がでてきているようですね。

インテリジェンシアのバリスタです。
マシーンはコンベンショナルなマルゾッコ リネアです。

シカゴ金融街にあるインテリジェンシアの支店です。アメリカのカフェは朝7時には開いています。フレンチプレスをイメージしたロゴです。
通勤前に軽く食事を済ませたり、新聞を読んだりして出勤していきます。

店内の様子。わりとシンプルですね。

当時(今も?)話題になっていたクローバーです。プレスに近い感覚のコーヒーを短時間に連続抽出できます。が、ご家庭ではフレンチプレスで困ることは一つもないと思います。

インテリジェンシアの異なるお店です。たしかこちらが一号店だったと思います。
アメリカらしい素朴な感じがして、いい味出してます。

こちらのお店は、朝6:00から! の営業ですね。こんな風にアメリカのカフェは朝早いです。

当時から大型ディスプレイを使った注文システムが多くのカフェに導入されていました。
こういうのはアメリカ人は得意なところですね。
インテリジェンシア(というよりアメリカの?)の特徴は立地場所、雰囲気などを考え、お店の内装などアイデンティティにもかなり変化をつけているところでしょうか。
一号店と金融街のお店、もう一店舗いきましたが、ロゴマークがなければにわかに同じお店とは分からないかもしれません。

シカゴらしい金融街です。
重厚な建物が連続してます。

貧乏旅行なので、食事は極力自炊?(部屋へ持ち込み)で済ませました。まあ、完成品を買ってきているだけなのでセミDIYですね。
でも、やりかたによっては意外とぜいたくできます。
これはホテル近くのホールフーズ(オーガニック食品の高級スーパー)で買い込んできたお惣菜(スモークサーモン、サラミ、生ハム、ソーセージ、サラダ、パンなど)とワインです。十二分に楽しめました。
いくら貧乏旅行といっても、食べることがあまりにプアなのは我慢なりません。

宿泊したアーティスティックなホテル。


ラウンジで毎晩、ワインの無料サービスを行っていました。

日本には入ってきていないのですが、全米2位(1位は勿論スターバックスです)のカリブーコーヒーにも行きました。

カリブーコーヒーの違う支店です。
アメリカはこういう風に歩道にテーブルを置いても大丈夫なようですね。結構な造作物まで設置してます。
スターバックスとは、ローストの深さもお店の雰囲気も変えて、きちんと差別化を図っています。大きなビジネスでシェアを分け合うとはこういうことなんだと思います。

シカゴの住宅街にリスがいました。この写真、もらいものじゃありませんよ。


コーヒーではないのですが、ジャンバジュースです。
その場でフルーツを絞るスタイルのジュースバーですね。
日本のスタンドジュースバーでよくあるような、冷凍パックの果汁に砂糖をいれて作るのとは大分味わいに違いがありました。アメリカは味については、?だという日本の方が多いですが、牛肉ななどもそうですが、結構、アメリカ人本物志向なところもあります。

シカゴの最後は老舗のpeets coffee です。
日本にごく短期間進出したことがあったのですが、すぐにやめられました。


peetsは最近のスペシャルティコーヒーのローストの標準的なものからしますと、深い焙煎が特徴です。
お店の雰囲気はスターバックスとは異なる高級感といいましょうか、重厚感があります。木の無垢材?を多用しているからでしょうか、少し日本の喫茶店を彷彿させるような不思議な感じがしました。
まだまだ行きます。


こちらは、ウィーンに本店があるユリウスマインですね。
ウィーンっぽさがあるかというと、そんなに強く感じる雰囲気ではありませんでした。ウィーンのカフェは街や建造物、人、文化など含んだものでしょうから、現地資本のカフェでも同じものは無理といった感じです。
大リーグ シカゴ ブルズの本拠ラングレーフィールド球場の近くにありました。



シカゴの最後はmetropolis coffeeです。
ミラージュでしょうか、お金かかっってます。
シカゴの中心部から少し離れた場所にありましたが、地元の人たちで賑わっていました。
五大湖のひとつミシガン湖の近くにお店はあります。
海にしか見えません。


デトロイト空港のモノレール。
アメリカ ロースターめぐり ②へ続く







