SUBARU TEAM BRZ R&D SPORT GT300 鈴鹿 優勝!
SUBARU TEAM BRZ R&D SPORT がチームホスピタリティでマグノリア コーヒーロースターズのスペシャルティコーヒーをご利用いただいて、今年で2シーズン目。レガシイGT300からいれますと、3シーズンになります。
2013 SUPER GT 第5戦 鈴鹿サーキットにおきまして、ポール to ウィンで優勝いたしました、おめでとうございます。BRZで初の優勝になります。
動画を見ていただくとよく分かりますが、盤石のレース運び、後半にエアロパーツのトラブルがあり、一時ペースを落としたものの、独走に近い状態です。
GT300のFASTEST LAPもBRZです。(予選はコースレコード)
今シーズンは当初から素晴らしいポテンシャルを発揮し、予選では5戦中、4戦をポールポジションといういつ勝っても不思議ではない成績だったのですが、5戦目にして優勝となりました。
このリザルトだけを見ますと、楽勝のように思えますが、おそらくここまでの道は難しい局面がいくつもあったと思います。
昨シーズン中にNBR24のインタビューを弊店で行ったことがあるのですが、その後の打ち上げで佐々木孝太選手の苦悩と辰己監督の野望を聞きました。
辰己監督は教科書にないことをやると一貫して仰っておられますが、一定のリスクを負いながらも既存にないものを試すという考え方が本来のチーフエンジニア的な思想だと思います。
このSUPER GTというモータースポーツですが、箱形(フォーミュラではない)の自動車レースでは国内トップカテゴリーのレースです。
年間8戦に渡り各サーキットを転戦(うち1戦はマレーシア セパンで開催)し、勝数ポイントでシリーズチャンピオンが決まります。
レギュレーション上、大幅な改造が許されており、外観上、内部ともに量産車とは異なりますが、レーシングカーとしてかっこいいですね。(エンジンは量産車ベース)
この車は量産車の操縦安定性に長く携ってこられた辰己チーム監督が深く関わっておられます。
そういったことが関連していると思われるのですが、走りが非常にスムースです。
姿勢変化に唐突なところがなく、滑らかな挙動をみせているのが特長です。
そして、何と言ってもSTIとR&D SPORTを中心にしたチーム力。
エンジニア、メカニック、マネージメントチームの積み重ねが勝利に導いたといっても過言ではないと思います。
ラリー、レースなどモータースポーツでは、レベルにもよりますが自動車メーカーが関わる場合、巨費を投じて、車両開発が行われるためにスポンサーが不可欠な存在となります。
そういった方たちや、ドライバー、チームの方たちなどに対するコーヒーとしてお使いいただいております。
VIPや汗だくで働いている方たちに、きちんとしたコーヒーを提供したいというマネージメント担当者の思いに深く共感いたしました。
私のコーヒーがチームに寄り添うことができて本望です。
私自身、WRCで転戦した経験から、兵站(へいたん)の重要性は身にしみています。
勿論常に前線は重要でそこに注目がいきがちなのですが、兵站がプアでは絶対に戦いに勝つことはできません。
F1であれ、WRCであれ現場で働くチームの半数以上は兵站要員(PR、マーケティング、チームドクター、ケータリング、コーディネーター、ロジスティクス、タイヤメーカーなどのテクニカルサプライヤーなど、ワークス体制になりますと現場で100名前後が動きます。)です。現場とは別に、遠く離れた開発拠点、メンテナンスの拠点に残っている人の人数までいれると兵站要員が殆どを占めるのではないでしょうか。
今回もR&D SPORTのマネージャーさんにがんばっていただいてアイスコーヒーをたくさん作っていただきました。
がんばっている皆さんの、ほっと一息にお役に立てとてもうれしく思っています。
この調子で次戦も期待しています。
*BRZ GT300の画像はスバル モータースポーツ ホームページより転載させていただきました。