2009「ほぼ日手帳」届きました
来年用の手帳が届きました。2009年版の「ほぼ日手帳」です。
システム手帳、シンプルないただきもの、フランクリン コーベイなどなど色々使ってきましたが、今は「ほぼ日手帳」が使いやすいかなと思っています。真面目一辺倒ではなく、さりげなく遊びの要素を取り入れているところなんかもいいですね。
「ほぼ日手帳」とは糸井重里さんが主宰するほぼ日刊イトイ新聞がプロデュースしているスケジュール帳です。ユーザーの意見を聞きながら毎年リファインしていく姿勢に共感してます。
ほぼ日の巻末のメモ蘭は少ない(1日1ページなので、スケジュール欄に書くスペースは十分あります)ので、合わせてセミナーなど勉強会などのメモ用にモールスキンを使ってます。
そんな「ほぼ日手帳」ですが、今年はグラフィックデザイナーの佐藤 卓さんをデザイナーに起用して、ディテールを改良しています。(佐藤 卓さんの作品は皆さんが日常で見たことがあるものが一つ、二つ必ずあると思います。)
改良といいましても、パッと見たところ「どこが改良されたの?」という感じです。
例えば、高級腕時計のケースなどにほどこされている表面加工、「ピカピカのポリッシュか反射の少ないサテン加工を施す面によって使い分け、指針の視認性を高める」ようなものに近いかもしれません。
一見しただけでは分かりにくいですし、「大したことないじゃん」で済まされてしまいそうですが、いざ!というときにありがたさに気づいたり、「そうか、そういうために、わざわざこうしたんだ!」ということが理解できて、感動したり。
そういう意味で、デザイナーに良心がなければ、すばらしいものは出来ないかもしれませんね。
(*ここで指すデザイナーにはグラフィックだけでなくプロダクト、企画者、設計者などあらゆるデザインを含む。)
佐藤さんもほぼ日のインタビューでお話されていますが、まさにチューニングという感じです。
また、ちょっと詰め込みすぎのきらいもありますが、実際のユーザーの情報を反映して改訂するという、別売りの路線図なんかは秀逸ですね。制作スタッフの方々の意気込みといいますか、執念を感じました。