上州名物といえば・・・!
上州名物といえば、代表的なものの一つが「やきまんじゅう」でしょうか。
地元太田市にも少なくなってしまいましたが、今でもいくつか「やきまんじゅう」屋さんがあります。
たまに買わせていただきますのが、山田屋さんという呑竜様(子育て呑竜といいまして、北関東では大きいお寺です。関東菊花大会などが有名ですね。)近くのお店です。
こちらのお店の長女の方が小中学校の同級生でした。
いつも明るく、お母さんととても似ていたのが印象的です。
やきまんじゅうは普通のものとは少し(かなり?)違っておりまして、まず基本的には中身が何も入っていません。あんこなしです。
また、生地は酵母を使って発酵させます。パン生地に近いやり方なのかもしれません。
食べる直前に焼きます。ですから「やきまんじゅう」です。しっかり焼くというよりは、炙る感じでしょうか。できれば炭火がベターでしょう。甘辛いタレをかけながら、まるでうなぎのように焼き上げます。
タレが炭の上に落ち、ジューっと少し焦げて香ばしい香りが漂います。
タレは甘辛いタレで、内陸の名物らしいはっきりした味付けです。
生地とタレ、焼き。この3つのバランスだけのシンプルな世界ですので、意外とお店によって同じようにみえて味に違い、個性が出る面白い食べ物です。
コーヒーみたいですね。